人は痩せられる。

と、思う。たぶん、きっと。がんばる。

正しいスポーツジムの選び方(ドジでのろまな背脂さん専用)

過去の人生において高いハードルと対峙したときには、ハードルの下をこっそりとくぐるようなズルをしてどうにかこうにか生きながらえてきた僕ヒトヤセですが、ついにこんな日が来てしまったかとポストに投函されていた近所にあるスポーツジムのチラシ入りポケットティッシュを手に震えております。

無論オナニーで震えているわけではありません。この場合はスポーツジムに通っている筋骨隆々のマッチョのみなさま、もしくはスーパーフード意識高い系女子のみなさま、はたまた御自ら限られた寿命を縮めに来ている意識他界系のジジババのみなさまに、会いたくなくて会いたくなくて震える。ということですね。みなさまを思うほどスポーツジムを遠く感じて。

 

ほら、よくあるじゃないですか。

「私は身長153cmで体脂肪率50%のドジでのろまな背脂です。大好きになった同じクラスの羽生(仮名)くんに振り向いてもらうためダイエットを決意しました!勇気を出してスポーツジムに行こうと思うのですが、こんなドジでのろまな背脂がいたら、周りの人たちにドジでのろまな背脂が来たぞ!などと笑われないか心配です。経験者や実際にジムに通っている人がいたらアドバイスお願いします。今度こそ本気の本気です!」

みたいな相談。

同じ立場の僕もその背脂さんの不安は痛いほどよくわかります。(ちなみに今日は膝と腰が痛いです。)でもそれに対して、

 

「背脂さん!私も同じような体型です。ジムに通っている人たちはみんな自分のことに一生懸命で他の人のことなんか気にしていませんよ!一緒にがんばりましょう!」とか

 

「ダイエットを決意したその気持ちがすでに美しいと思います。外見も磨いて羽生(仮名)くんに振り向いてもらいましょう!」とか

 

「どんな人でも最初はみんな初心者ですから、頑張ろうとしている人、頑張っている人を笑う人なんていないですよ。」などなど、

 

こんな無責任発言小町ブスどもがウジャウジャいるんですよ。実際。しかもほとんどの小町は肥満寄りの中肉中背ですから、他人事だと思って夕飯の準備もせずにポテチ食べながら返信してますからね、これは非常に良くないことです。憂うべき発言です。

 

では、この背脂さん、および肥満レベルの高い人への正しい回答はなんでしょうか?正解は次のとおりです。

 

「あなたは重度の肥満です。肥満外来に行きましょう。」

 

これ一択です。一刻の猶予もありません。

恋に焦がれる前に、棺桶の中で焦げてしまいます。おもに心不全。

 

また、念のため補足いたしますとジムに通っている人たちは確かに自分のことに集中しています。それは間違いありません。本気でカラダ作りをしている人ほど他人に構う暇はないのです。しかしながら、賢明な読者ならとっくにお気づきかと思いますが、あくまでそれは今まさにベンチプレスをしている時や、自己タイムを気にしながらランニングマシンで走っている時、自分の体型をミリ単位で管理しながらヨガっている時のお話です。その人たちもホッと一息つきながら、汗をタオルで拭きながら、プロテインをシェイクしながら、

「おい見ろよ!超ド級のドジでのろまな背脂が来たぞ!」

「ホントだわ!超ド級のドジでのろまな背脂が来たわ!」

「来ただけでもう汗かいてる。マジウケるんですけどww」

などと嘲笑しながら必ず見ています。必ずです。

さらに決定的なことを言わせていただくと、ドジでのろまな背脂さんが必死に、読んで字の如く必死に運動している間に、振り向いてもらいたい肝心の羽生(仮名)くんの方はと言えば、二の腕の細い美尻のセフレと運動しまくっています。今日も明日もです。

 

僕も含めまして肥満外来候補がスポーツジムに行くなどというのはまさに自殺行為。心も膝も痛い。これまでに書いたような上記のような現実と屈辱、蔑みの目に耐えられなければいけません。

でも大丈夫!

僕も背脂さんも卑屈になることですでに乗り越えて来ているはずです。ユニクロの試着室でXLが着られずに困っても、これのXXLありませんか?などと店員さんにお願いすることすら出来ない。フリーサイズがまったくもってフリーじゃない。

テーブルとイスが固定された狭い居酒屋でおなかをへこませながら着座するときのあのはずかしめを。

エレベーターで最後に乗り込むのが嫌だから「次で行きます。」と言ったのに気の利くババアが「大丈夫よ!ひとりくらい乗れるわよ!」と手招きするあの恐怖を。親切を無下にすることも出来ず、一歩踏み出すと同時に鳴り響く警告音を。「あら、ごめんなさいね。」とか言われながら閉まっていくドア。他に乗れなかった人たちと次のエレベーターを待つあの時間。

 

いいですか、背脂仲間の皆さん。このような屈辱をこれまで溢れる食欲で昇華させてきたこれまでの人生をここで止めましょう!どこのジムにしようかなー?行ったら笑われるかなー?じゃ、ありません。今の時代スポーツジムなんてどこに行ってもだいたい同じです。毎晩コンビニでスイーツを選ぶのが楽しみだったアナタが、仕事帰り、学校帰りの疲れたカラダと気持ちでジムになんて絶対に通いません。

 

支払える範囲の料金体系で、家から一番近いところにしましょう!

週に1回、2ヶ月続けば御の字です。

 

はい!そうします!

 

ということで、逼迫する経営にもはやヤケクソの2ヶ月会費無料!家から徒歩10分。スポーツジムの契約をしてまいりました。(6月から営業再開予定)

24時間営業とか聞いただけで痩せそうです。

 

クーリング・オフ可能期間 残り8日

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